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オカルト専門の動画クリエイター・雨宮は、マネージャーから引っ越し予定のとある家について相談を受ける。知人のミステリー愛好家である設計士・栗原は、その家の奇妙な間取りから恐ろしい仮説を導き出す…。 謎の覆面作家・雨穴のデビュー作である同名タイトルを間宮祥太朗、佐藤二朗、川栄李奈の共演で映画化。サスペンスとホラーが交錯する恐怖の物語の撮影は、一部が静岡県で行われた。今回はロケ地となった静岡県の西部エリアを中心に巡ってみよう。 |
劇中、雨宮(間宮祥太朗)たちが恐ろしい光景を目撃する洞窟のシーンは、静岡県浜松市の青谷鍾乳洞で撮影された。入り口にあるスイッチで照明をつけて、いざ入洞。低い天井に身を屈めながら進んでいくと、高さ・幅がおよそ10mのホールがあり、映画とは一味違う神秘的な空間が広がっている。この青谷鍾乳洞の長さは62m程度と小規模だが、同じ浜松市内にある竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は、総延長1kmを越える東海地方最大級の鍾乳洞だ。落差30mの大滝をはじめ、太古の地底探検を楽しもう。 | ![]() |
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さて、「家」という視点から、西部エリアの有名な建築物も巡ってみよう。JR掛川駅のほど近くにある掛川市の「掛川城」は、“東海の名城”と謳われた城。1994年に日本初の本格木造天守として復元され、当時の風格ある美しさを今に伝えている。また、掛川城の隣に立つ「御殿」は、儀式場、公邸、役所という3つの機能を持つ城郭御殿で、全国で現存するのは二条城を含む4カ所のみ。書院造りの7棟の建物は、約20の部屋が機能的に配置されており、戦国時代の“間取りの美”を体感できる貴重な空間となっている。 |
続いては、展示も建物も楽しめる個性的な美術館をご紹介。浜松市出身の日本画家・秋野不矩(あきのふく)の作品を所蔵する「浜松市秋野不矩美術館」は、地元産の天竜杉や漆喰(しっくい)といった自然素材を活かした外観や、どんぐりのような茶室「望矩楼(ぼうくろう)」など、どこか懐かしさを感じさせる佇まいが印象的だ。館内は建築を手がけた藤森照信の「作品の汚れのなさに土足は似合わない」との考えから、靴を脱いで鑑賞するユニークなスタイル。籐ござや大理石の床に腰を下ろし、芸術をゆっくり楽しむ特別なひとときをどうぞ。 | ![]() |
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『映画版 変な家』 ・発売日:Blu-ray&DVD発売中・発売・販売元:東宝 ・価格: Blu-ray豪華版:8,250円(税抜価格 7,500円) Blu-ray通常版:5,500円(税抜価格 5,000円) DVD通常版:4,400円(税抜価格 4,000円) (C)2024 「変な家」製作委員会 |
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監督:石川淳一 ![]() ![]() ベストセラー小説「変な家」を原作に、違和感だらけの“変”な間取りの裏に潜む驚愕の真実を描いた本作。原作は、YouTube動画で注目を集めた話題作をもとに、動画制作者・雨穴が自ら加筆し書籍化したもの。映画版では、『エイプリルフールズ』の石川淳一が監督を務め、『七つの会議』の丑尾健太郎が脚本を手がけた。主演は「東京リベンジャーズ」シリーズなどで知られる間宮祥太朗。オカルト専門の動画クリエイターが、間取りに潜む違和感の謎に挑む姿を描く。共演には佐藤二朗、川栄李奈など実力派が脇を固める。 ![]() ![]() オカルト専門の動画クリエイター・雨宮(間宮祥太朗)は、マネージャーから引越し予定の一軒家について「間取りが変だ」と相談を受ける。雨宮は、自身のネタ提供者であるミステリー好きの設計士・栗原(佐藤二朗)に助言を求めることに。間取り図に潜む“違和感”を読み解いた栗原は、やがてある恐ろしい仮説にたどり着く。そんな中、その家のすぐそばで死体遺棄事件が発生。事件と家の関係を疑った雨宮が動画を投稿すると、「宮江柚希」(川栄李奈)という女性から、家に心当たりがあるという連絡が入る。柚希と共に真相を探る雨宮は、次第に新たな間取り図や不可解な事実と向き合うことに。謎が謎を呼ぶ展開の先に、誰も予想できなかった衝撃の真実が浮かび上がる―。 |