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![]() 第二次世界大戦中の昭和19年。清水豊松は妻の房江と共に、高知の海沿いの町で理髪店を営んでいた。駆け落ち同然でこの町にやってきた2人の生活は決して楽ではなかったが、店の経営もようやく軌道に乗り、息子の健一もすくすくと成長していた。そんなある日、豊松に召集令状が届く。軍隊は過酷で、上官の命令は絶対。豊松はアメリカ兵に銃剣を突き刺すことを命じられ、やむなくそれに従ったのだった。そして終戦を迎え、再び理髪店で働き始めた豊松。しかし突然、彼の店に占領軍が現れ、豊松は戦犯容疑で逮捕される…。 |
![]() この摩天崖を含む国賀海岸一帯は国の天然記念物、国立公園にも指定された景勝地で、ほかにも明暗(あけくれ)の岩屋や通天橋など、日本海の荒波に削られてできた崖や洞窟が約7キロ続いている。こうした景観は、定期観光船が出ているこの時期なら、陸地だけでなく、海からも楽しむことが可能だ。 |
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![]() ![]() ![]() 監督:福澤克雄 ![]() ![]() 戦後わずか10数年の1958年(昭和33年)、テレビ草創期に制作されたドラマ「私は貝になりたい」を映画化。理髪店の主人というごく平凡な一市民である豊松を主人公として、愛する家族との間を『徴兵』そして『逮捕』と二度にわたって引き裂かれる不条理が描かれている。ドラマでフランキー堺が演じた理髪店の主人、清水豊松に扮するのは、SMAPのリーダーとして八面六臂の活躍を続ける中居正広。また妻の房江を、06年の大河ドラマ「功名が辻」で、主役の千代を見事に演じ、今や映画界にも欠かせない存在となった仲間由紀恵。そのほか、石坂浩二、上川隆也、笑福亭鶴瓶ら、日本を代表する俳優が集結した。監督は、ドラマ「砂の器」「華麗なる一族」などの演出を手掛けた福澤克雄。 ![]() ![]() 清水豊松(中居正広)は高知の漁港町で、理髪店を開業していた。家族は女房の房江(仲間由紀恵)と一人息子の健一(加藤翼)。決して豊かではないが、家族三人理髪店でなんとか暮らしてゆく目鼻がついた矢先、豊松の元にもついに赤紙が届き、中部軍の部隊へと送られる。やがて終戦を迎え、ようやく家族との再会を果たした豊松だったが、2人目の子どもを授かり、これからというときに、今度はミリタリーポリスに捕らえられてしまう。容疑は従軍中の捕虜殺害。絶対服従の上官命令に従っただけの豊松は無実を主張するが、非情な判決が下され…。 ![]() |
『私は貝になりたい スタンダード・エディション』
・発売日:発売中・発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント ・価格:¥3,990(税込) ©2008「私は貝になりたい」製作委員会 ![]() |