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![]() 今に当時の姿を伝える風景は、長く努力した寺坂や瀬尾の思いにも通じるものがある。師走の忙しい合間を縫って、出かけてみたい場所だ。 |
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![]() ![]() ![]() 監督:杉田成道 ![]() ![]() 1703年の元禄赤穂事件から16年後、二人の生き残りを描くという、今までの忠臣蔵の作品とは違った角度からとらえている池宮彰一郎の小説「最後の忠臣蔵」。 『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』 で知られる田中陽造が大胆に脚色、心に響く脚本へと見事に書き上げ、国民的人気ドラマシリーズ「北の国から」の杉田成道監督が映像化した。大石内蔵助から密命を受け、ただひたすら身を隠し忠義を果たす男、瀬尾孫左衛門役に『バベル』の役所広司。一方、討入りに参加し、その後諸国に散った赤穂浪士の遺族たちを援助するという使命を受けた、寺坂吉右衛門役に『アマルフィ 女神の報酬』の佐藤浩市。物語の要所要所に差し挟まれる人形浄瑠璃や、京都や滋賀など日本各地で撮影された自然の風景も美しい。 ![]() ![]() 討入りから16年間、名誉の死を許されなかった寺坂吉右衛門(佐藤浩市)と瀬尾孫左衛門(役所広司)。二人は、それぞれの使命を果たすためだけに懸命に生きてきた。吉右衛門は赤穂浪士の遺族を捜して全国を渡り歩き、ついに最後の一人にたどり着く。孫左衛門は武士の身分までも捨て素性を隠し、可音(桜庭ななみ)と名付けた内蔵助の忘れ形見を密かに育てあげる。やがて凛とした気品を備えた美しい娘に成長した可音は、天下の豪商の嫡男に見初められる。可音を名家に嫁がせれば、孫左衛門の使命もまた、終わるのだ。そんななか、かつては厚い友情で結ばれ、主君のために命を捧げようと誓い合った二人が再会する…。 ![]() |
『最後の忠臣蔵』
・発売日:発売中・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ ・価格:¥3,480 (税込) ©2010「最後の忠臣蔵」製作委員会 ![]() |