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【今月の映画】HOME 愛しの座敷わらし
幸運の精霊「座敷わらし」を追い求めて…
みなさんは「座敷わらし」をご存知だろうか?座敷わらしは、岩手県を中心とする東北地方に伝わる子供の姿をした精霊のような存在で、これが住みついた家には幸運が訪れると言われている。映画『HOME 愛しの座敷わらし』は、バラバラになりかけていた家族が岩手でのさまざまな経験を通して再生する姿を描いている。
父・晃一の仕事の都合で、東京から岩手の田舎町に引っ越してきた高橋家。妻と2人の子供たち、そして晃一の母の5人の新居は、なんと築200年のかやぶき屋根の古民家だった。周りを田畑に囲まれ、隣の家もだいぶ離れたところにある。そんな環境に、都会暮らしに慣れた家族は困惑。それぞれに不安を感じ、晃一も異動先での仕事に悪戦苦闘していた。そんなある日、家の中で不思議な出来事が起こり始める。誰もいないはずなのに子供の姿が見えたり、物音がしたり…。実はこの家には、以前から座敷わらしがいるという噂があったのだ…。主演は水谷豊。その娘役を、テレビドラマ『あまちゃん』に出演中の橋本愛が演じている。
この映画の撮影は岩手県内で行われた。晃一の妻・史子が利用する銀行は、盛岡市にある岩手銀行中ノ橋支店。明治時代に建築されたこの建物は、国の重要文化財に指定されており、設計は東京駅や日本銀行本店(旧館)など、さまざまな近代建築に携わってきた盛岡出身の建築家・葛西萬司が手がけた。赤レンガ造りに白の花崗岩、そして緑色のドームという外観は昼間も美しいが、夜になるとライトアップされ、いっそう魅力的な姿を見ることができる。
また、高橋家の新居とその隣人の家は、盛岡から電車で1時間ほどの街・遠野市にある文化施設「遠野ふるさと村」の中で撮影された。遠野ふるさと村は昔ながらの遠野の山里を再現した施設で、江戸中期から明治中期にかけて建てられたかやぶき屋根の曲り家をそのまま移築。高橋家として登場する建物は江戸時代に造られた。現在は「弥十郎どん」と名づけられ、ここでは手そば打ちの体験もできる。 今年は春の訪れが遅かった岩手も、間もなく新緑の季節を迎える。旅をするにはちょうどいいこの時期、幸運をもたらす精霊・座敷わらしを探しに岩手を訪れてみよう。
ロケ地・岩手県の魅力

岩手県の県庁所在地である盛岡市は麺類が有名で、全国からわんこそば・冷麺・じゃじゃ麺の「盛岡三大麺」の味を求めて多くの観光客がやってくる。また、復興に向けた取り組みが続く沿岸地域でも、海の幸を中心に自慢の味を全国に届けている。

●住所:岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1 マリオス3F(岩手県観光協会)
●TEL:019-651-0626(岩手県観光協会)
●URL:http://www.iwatetabi.jp/(岩手県観光協会)
●アクセス:
  電車/東北新幹線・東京駅→盛岡駅
  車/東北自動車道・盛岡ICより市街地へ
「家族」がつながる場所はきっとある。
Staff&Cast

監督:和泉聖治
出演:水谷豊/安田成美/濱田龍臣
橋本愛/草笛光子/飯島直子
草村礼子/佐々木すみ江/沢木ルカ 他

Introduction

第139回直木賞候補にも選出された荻原浩の人気小説「愛しの座敷わらし」を、『相棒 -劇場版-』の和泉聖治監督が映画化。主演は本作で29年振りの単独主演となった水谷豊。共演は、主人公の妻に『任侠ヘルパー』の安田成美、息子の智也に『映画 怪物くん』の濱田龍臣、娘の梓美に『桐島、部活やめるってよ』の橋本愛、そして主人公の母親に『武士の家計簿』の草笛光子など豪華俳優陣が揃った。東京から岩手の古民家に引越してきた家族が、自身を見つめ直し、家族のきずなを再生していく物語。

Story

父親の晃一(水谷豊)の転勤で岩手の田舎町へと引っ越してきた高橋家。新居は築200年のかやぶき屋根の古民家だった。そんな環境に、妻・史子(安田成美)は不安と不満がいっぱい、娘・梓美(橋本愛)も転校先の学校生活を考えると心が落ち着かない。また、同居する母親・澄代(草笛光子)は認知症の症状が始まりつつあった。唯一、古民家の生活を楽しんでいる息子・智也(濱田龍臣)も治りかけの持病を史子にひどく心配され、やりたいことがやれずにいる。それぞれに不安を感じ、晃一も異動先での仕事に悪戦苦闘していた。そんなある日、家の中で不思議な出来事が起こり始める…。

『HOME 愛しの座敷わらし スペシャル・エディション(2枚組)』
・発売日:発売中
・販売元:株式会社ハピネット
・発売元:株式会社テレビ朝日/株式会社ハピネット
・価格:¥4,095 (税込)
©2012「HOME 愛しの座敷わらし」製作委員会