映画で観た、あの場所に行ってみよう!ストラーダスクリーン名場面ロケ地ガイド
【今月の映画】グッモーエビアン!
独特のつながりを持つ「家族」を描いた舞台
現在は人生の選択肢が増え、生き方も多様になっている。それと同時に、家族のあり方も徐々に変化しつつあるようだ。『グッモーエビアン!』は、シングルマザーとその娘、バンド仲間のちょっと変わった「家族」の姿を描いた作品である。
中学生のハツキは、母親・アキと2人暮らし。アキは17歳でハツキを生んだ未婚の母だ。そんな2人のもとに、アキがかつて組んでいたパンクバンドのメンバー・ヤグが海外放浪の旅から帰ってくる。ヤグはハツキの父親ではなかったが、彼女が生まれる前からアキと同居。帰国後も定職に就くことなく自由に暮らしている姿にハツキは苛立ち、それがきっかけで自分の進路についてもある決断をする…。アキを麻生久美子、ヤグを大泉洋が演じ、さらにハツキの友人・トモちゃん役で『あまちゃん』の能年玲奈が出演している。
映画は名古屋市内でロケが行われた。作品中で何度か登場する商店街は、市の中心部にある大須商店街。大須観音の門前町として発展したこの地は、演芸場やライブハウスもある「ごった煮」の町。単なる商店街ではなく、歴史に裏打ちされた文化の町という側面も持っている。全国の大道芸人が集まる「大須大道町人祭」、さらには世界中のコスプレイヤーが一堂に会する「世界コスプレサミット」のパレードも毎年大須商店街で行われており、大いに賑わっている。また、2月には、大須観音で節分の豆まきが行われるほか、節分宝船行列も見ることができる。
大須観音から15分程度のところにある、商業施設・オアシス21もロケ地のひとつ。ガラスの大屋根が印象的な建物で、この部分は「水の宇宙船」と名付けられている。外周を歩くことができ、地上14メートルの空中散歩が楽しめる。また、宇宙船を取り巻くように地上に作られているのが、「緑の大地」。樹々が植えられ、芝生が敷かれたこの部分は市民の憩いの場だ。さらに地下には、吹き抜けの地下広場「銀河の広場」が。環境に配慮し、自然の力を最大限に利用した建物となっている。
国内外から多くの人が訪れる名古屋。街の姿や行き交う人々の様子を眺めながら、新たな年の生き方を考えてみてはどうだろう。
ロケ地愛知県の魅力

映画でも地元の食べ物の話が出てくるが、名古屋は独特の食文化を持つことでも知られている。天むすやひつまぶし、味噌カツ、さらにはあんかけスパゲッティーなど、訪れたらぜひ、本場のグルメも味わってみよう。

●住所:愛知県中村区名駅1-1-4  JR名古屋駅構内(名古屋市名古屋駅観光案内所)
●TEL:052-541-4301(名古屋市名古屋駅観光案内所)
●URL:http://www.nagoya-info.jp/(名古屋観光コンシェルジュ)
●アクセス:
 電車/JR東海道新幹線 東京駅・大阪駅→名古屋駅
  車/名古屋ICから市内へ
ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?
Staff&Cast

監督:山本透
原作:吉川トリコ『グッモーエビアン!』(新潮文庫刊)
出演:麻生久美子/大泉洋/三吉彩花
能年玲奈/竹村哲(SNAIL RAMP)/MAH(SHAKALABBITS)
塚地武雅(ドランクドラゴン)/小池栄子/土屋アンナ 他

Introduction

吉川トリコの人気同名小説を『キズモモ』の山本透監督が映画化。元パンクロッカーの母と中学生の娘、超・自由人の3人が織り成す、少し変わっているけど実は人一倍お互いを思いあった家族の姿が描かれている。『ロック〜わんこの島〜』や『モテキ』など幅広い役柄を演じ続ける麻生久美子と、『探偵はBARにいる』『しあわせのパン』の北海道出身のエンターテイナー大泉洋の、人気と実力を兼ね備えた2人が初共演&W主演を果たした。また、中学生の娘・ハツキ役を『女の子ものがたり』『告白』の三吉彩花が演じる。

Story

母親のアキ(麻生久美子)と娘のハツキ(三吉彩花)は2人暮らし。若い頃はパンクバンドのギタリストだったアキと、しっかり者の娘・ハツキは対照的だが、親友のように仲がいい。そんな2人のもとに海外を放浪していた自由人・ヤグ(大泉洋)が帰ってくる。アキのバンド仲間だったヤグはアキのことが大好きで、自分の娘ではないハツキが産まれる前から彼女と一緒に暮らしていた。久しぶりの3人暮らしに思春期のハツキはなぜか苛立ってしまう。そんな中、ハツキは親友のトモちゃん(能年玲奈)とケンカ別れをしてしまう。それをきっかけに、ハツキはアキの本当の気持ちや、ヤグの過去を知ることになり…。

『グッモーエビアン!』
・発売日:発売中
・発売・販売元:アミューズソフト
・価格:¥5,040 (税込)
©2012『グッモーエビアン!』製作委員会