住野よるの同名小説を実写映画化した『君の膵臓をたべたい』。重いすい臓の病を患うヒロイン・山内桜良(浜辺美波)と、桜良の病気を唯一、知ることになるクラスメイトの【僕】(北村匠海)が織り成す美しいストーリーに加え、インパクトのあるタイトルに込められたそのメッセージに、多くの人が涙した。今回は、そんな“キミスイ”のロケ地として使われた福岡県の魅力をお届けしたい。 |
本作の中で福岡は、桜良と【僕】が旅行をした場所として描かれている。劇中にも登場した「福博であい橋」は、商人の町「博多」と武士の町「福岡」が出会う場所として名付けられた橋。両サイドを流れる那珂川の景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
辺りが暗くなると、ストリートライブやストリートパフォーマンスを披露する人々が集まり、一気ににぎやかな雰囲気に。昼夜、それぞれ違った魅力を楽しもう。 橋の袂から出発する水上クルーズも、爽快感があり人気のアクティビティー。志賀島・玄界島・能古島の大自然や福岡タワー・福岡ヤフオク!ドームなどを見渡せる博多湾クルーズ、赤煉瓦文化館やベイサイドプレイス博多等の観光名所を巡る中洲クルーズがある。この中洲クルーズには昼・夜コースがあり、ナイトクルーズでは、夜の中洲ならではの、きらめくネオン街を水上から鑑賞できる。 |
グルメや買い物を満喫するなら、「上川端商店街」へ足を運んでみよう。元来の博多らしい趣を残すこの商店街。その中にある「川端ぜんざい広場」では、週末(金・土・日)に博多三大名物の一つ「川端ぜんざい」を味わうことができる。しっかり甘いのが特徴の川端ぜんざいは、くせになる味と評判だ。さらにこの広場では、福岡を代表するお祭り「博多祇園山笠」で使われる、飾り山笠を毎日、無料で鑑賞できるので、ぜひお見逃しなく。 |
水と緑のオアシスとして福岡市民に親しまれている「大濠公園」は、観光客からも人気が高い。 中央に広がる池を眺めてのんびりするもよし、ボートに乗って景観を楽しむもよし、隣接する日本庭園や福岡市美術館で文化や芸術に触れるもよし。一日中居ても飽きないほど、多彩な魅力を持つ場所だ。 |
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監督:月川 翔 インパクトのあるタイトルからは想像も出来ない物語の美しさと展開で、瞬く間にベストセラーとなった住野よるの同名小説を実写映画化。重いすい臓の病を患うヒロイン・山内桜良を演じるのは浜辺美波。桜良の病気を唯一、知ることになるクラスメイトの【僕】を北村匠海が演じる。さらに原作にはない12年後の<現在>が描かれ、物語は<過去>と<現在>、2つの時間軸が交錯しながら進んでいく。<現在>パートで教師となった【僕】には小栗旬、桜良の親友・恭子に北川景子を配役。監督は『黒崎くんの言いなりになんてならない』などの新鋭・月川翔が務める。 高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数カ月を思い出していく―。すい臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然、見つけたことから、【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすように。だが、まばゆいまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。桜良の死から12年―。結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。そして、ある事をきっかけに、2人は桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の思いを知ることになる。 |
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『君の膵臓をたべたい』
・発売日:発売中・発売元:博報堂DYミュージック&ピクチャーズ ・販売元:東宝 ・価格:¥3,800+税 © 2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 © 住野よる/双葉社 |