映画監督を志す青年・健司(坂口健太郎)は、ある日モノクロ映画の中から現実世界に飛び出してきたお姫様・美雪(綾瀬はるか)と出会う。自由奔放な美雪の言動に戸惑いながらも彼女への思いを深めていく健司と、カラフルな現実世界で同じ時間を過ごすうちに健司に引かれていく美雪。しかし、美雪には“人のぬくもりに触れたら消えてしまう”という秘密があった―。 ロマンチックな描写と感動のラストで話題を呼んだ本作の舞台は、「史跡足利学校」や「栗田美術館」など、多くの観光名所がある栃木県足利市。健司と美雪が出会った「ロマンス劇場」は、同市にある「旧足利東映プラザ」で撮影された。現在は閉鎖されており、イベント開催時のみ公開されている。 |
大正10年、市制施行により誕生した足利市は織物業を中心に繁栄し、NHK大河ドラマ「太平記」をはじめ、さまざまな映画やドラマのロケ地としても利用されている。観光名所の特色も幅広く、見どころが豊富。朱塗りのお宮と豊かな森林が印象的な「足利織姫神社」は産業振興と縁結びの神社として親しまれ、県外からも多くの観光客が訪れる。また、隣接する織姫公園は足利の街が一望でき、夜景が楽しめるスポットとしても人気だ。 |
健司と美雪が訪れたスポットとして劇中に登場した「あしかがフラワーパーク」は、足利の観光名所の中でもトップクラスの知名度を誇り、アメリカのニュースチャンネルCNNのトラベルスタッフが選出した「世界の夢の旅行先10カ所」に日本で唯一選ばれたスポットでもある。毎年4月〜5月には350本以上の藤の花が咲き誇り、一面を紫色に染める圧巻の光景が広がる。冬の時期に開催されるイベント「光の花の庭」は日本三大イルミネーションに認定されており、まさに“カラフルな現実世界”を体感できる格好のデートスポット。意中の相手とのロマンスを加速させてくれるかもしれない。 |
100%国産のブドウから造られたワインを取りそろえる「ココ・ファーム・ワイナリー」も、多彩な楽しみ方ができる場所。まずはワインショップに立ち寄り、ワイナリー見学やテイスティングで好みのワインを見つけよう。その後は、絶好のロ ケーションが魅力の「ココ・ファーム・カフェ」でブドウ畑を眺めながら、旬の地元食材を生かした料理と自家製ワインをいただく贅沢(ぜいたく)なランチタイムを過ごしてみてはいかがだろうか。 |
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監督:武内英樹 綾瀬はるかと坂口健太郎の初共演作で、モノクロ映画の中から現実世界に飛び出してきたヒロイン・美雪と、映画監督志望の青年・牧野健司によるファンタジックで切ないラブストーリー。健司に思いを寄せる映画会社の社長令嬢を本田翼、映画スター・俊藤龍之介を北村一輝が演じるほか、中尾明慶、石橋杏奈、西岡コ馬、柄本明、加藤剛といった若手からベテランまで豪華キャストが集結。監督は数多くのヒットドラマを演出し、映画『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』シリーズを手掛ける武内英樹が務める。 映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)は、通い慣れた映画館「ロマンス劇場」の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪(綾瀬はるか)へ、ひそかに思いを寄せていた。そんな健司にある日突然、奇跡が起こる。繰り返し同じ映画を見ていた健司の目の前に、美雪が現れたのだ。モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。2人は次第に引かれ合っていくが、美雪には現実の世界に来るための代償として“人のぬくもりに触れたら消えてしまう”という秘密があった。 |
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今夜、ロマンス劇場で』通常版
・発売日:発売中・発売元:フジテレビジョン ・販売元:ポニーキャニオン ・価格:¥3,800+税 ©2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会 |