愛媛県四国中央市を舞台に、書道パフォーマンスに奮闘する女子高生たちの姿を描いた『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』。紙の生産高、日本一を誇りながらも、不況により失われた町の活気を取り戻すため、書道部部長の里子(成海璃子)らは、「書道パフォーマンス甲子園」の開催を企画。洋楽やJ-POPなどの音楽に合わせて、縦横10メートル以上もある紙の上で躍動感のあるパフォーマンスを繰り広げる。本作のロケ地にもなった四国中央市の「寒川豊岡海浜公園ふれあいビーチ」は地元の住民を中心に親しまれている海水浴場で、毎年夏になると大勢の家族連れでにぎわう。晴れた日は白い砂浜が広がる美しい光景を見ることができ、散歩コースにも最適だ。 |
天守をはじめ21棟もの重要文化財を持つ「松山城」は、愛媛に来たら一度は訪れたいスポット。日本に12カ所しか残っていない「現存12天守」の一つであるとともに、日本で最後の完全な城郭建築と呼ばれ、難攻不落の城としても有名である。天守から見下ろす街並みや、一ノ門の手前から見上げる迫力ある天守など絶景ポイントも多く、フォトスポットとしてもお薦め。さらに、松山城ウォーキングコースも難易度別に3種類あるので、この地に残る歴史に思いをはせながら、散策を楽しむのもよいだろう。 |
「今治タオル」などで知られる今治市の「亀老山(きろうさん)展望公園」から眺められるのは、自然が織り壮観な光景。日中には青い海と山々が、夕暮れ時や夜間(指定日)にはライトアップされた「来島海峡大橋」のロマンチックな情景が広がる。建築家・隈研吾氏が手掛けた展望台も見どころだ。展望公園からしまなみ海道を車で約22分走ると、日本遺産にも認定された「村上水軍博物館」にたどり着く。ここでは、瀬戸内を制した戦国最強の村上海賊について楽しく学ぶことができる。さらに車で約18分走ると、「道の駅 多々羅しまなみ公園」に。ヒラメやミカンなど地元の特産品を使った料理が味わえるレストランも併設されており、ドライブが楽しめるスポットだ。 |
松山から車で約30分、喜多郡内子町にある「町家別荘 こころ」は大正時代に建てられた屋敷で、宿泊は1日1組限定。広々とした寝室に、移りゆく季節を感じられる中庭、現代では貴重なヒノキの風呂もある。休息を取る宿に風情たっぷりの木造日本家屋を選べば、より旅気分が盛り上がりそうだ。地元で取れた野菜をたっぷり使った和朝食が付くのも嬉しいポイント。地元の味に舌鼓を打ちながら、非日常の空間で憩いの時間を過ごしてみてはいかがだろうか。 |
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監督:猪股隆一 全国の書道部に所属する高校生たちが、洋楽やJ-POPにのせて、大きな筆で書の腕とパフォーマンスを競い合う「書道パフォーマンス甲子園」。本作は、実話を基に大会の始まりを描いた青春映画。愛媛・四国中央市の町おこしのために立ち上がる主人公の書道部部長・里子を演じるのは成海璃子。その他、書道部の部員を山下リオ、桜庭ななみ、高畑充希、小島藤子などフレッシュな面々が並ぶ。監督は『マリと子犬の物語』の猪股隆一。 愛媛県四国中央市は、紙の生産高、日本一を誇る“紙の町”。しかし、不況により町は活気を失っていた。里子(成海璃子)が所属する四国中央高校の書道部に、臨時顧問として池澤(金子ノブアキ)が赴任してくるが、書道を教える気はない様子で里子たち書道部員と全く相いれない。そんなある日、校庭で大きな半紙に向かい音楽のリズムに合わせ、大きな筆で流れるように字を書いていく池澤の姿が。その迫真のパフォーマンスを目の当たりにした里子たちは、大好きな自分たちの町に活気を取り戻そうと、商店街で“書道パフォーマンス甲子園”をやることを思い付く。当日、一丸となって挑む里子たち。書道への本気の思い、町に対するひた向きな思いがステージを包み込み、ある奇跡を起こそうとしていた…。 |
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『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』DVD通常版
・発売日:発売中・発売元:バップ ・価格:¥4,800+税 ©日本テレビ |