大地溝帯・フォッサマグナから妖怪獣が出現し、世界は未曽有の危機に。彼らと戦えるのは、伝説の妖怪ハンターの血を引く所沢の小学生・渡辺ケイ(寺田心)だった―。1968年から69年に制作された「妖怪三部作」、神木隆之介主演の『妖怪大戦争』(2005年)に続く冒険ファンタジー。幼き兄弟の活躍はもちろん、総勢50体以上のバラエティに富んだ妖怪や伝説の大魔神の復活も見どころだ。さて、ケイと弟のダイが暮らす街・埼玉県所沢市は、住みやすさで人気の街。今回はそんな所沢でお子さんと一緒に楽しめるスポットをご紹介しよう。 |
お子さんが飛行機好きなら、ぜひ訪れてほしいのが「所沢航空記念公園」だ。所沢は日本の航空発祥の地であり、「所沢航空記念公園」内にある「所沢航空発祥記念館」では、航空機や管制塔内部の展示をはじめ、フライトシュミレータ、大型映像の上映など、体験や展示を通して日本の航空史を学ぶことができる。この他、広さ約50haもある公園内には、アスレチックや遊具の他、野球場や運動場、野外ステージ、茶室、日本庭園などがあり、1日さまざまな過ごし方を楽しめるだろう。 |
所沢市と入間市にまたがる狭山湖は、東京の水がめとして造られた人造湖。青い空と青い湖を背景に、ピクニックやサイクリングをすれば、きっと心も晴れやかになるだろう。周辺一帯は県立狭山自然公園として整備されており、桜や紅葉など四季折々の風景のほか、空気が澄んでいれば富士山やスカイツリーを見ることができる。また、冬は水鳥の越冬地にもなっており、バードウォッチングも楽しめる。 |
2020年にオープンしたKADOKAWAと所沢市が手掛ける「ところざわサクラタウン」は、神社やイベントホール、ホテル、オフィスなどが集まった大型複合施設で、“クールジャパン”を体感できる話題のスポットだ。なかでも図書館・美術館・博物館が融合した「角川武蔵野ミュージアム」にある、高さ約8メートルの巨大本棚に約3万冊の本が納められた角川武蔵野ミュージアムの「本棚劇場」の幻想的な空間は、圧巻の一言だ。また、同建物の4階には『妖怪大戦争 ガーディアンズ』に携わった水木しげるの一番弟子で妖怪に造詣が深い、荒俣宏の「荒俣ワンダー秘宝館」があり、博識な彼のアタマの中を垣間見ることができる。ちなみに荒俣先生は、劇中で妖怪・雨降小僧としても登場しているので、こちらにもご注目! |
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監督:三池崇史 1968年に制作された『妖怪大戦争』、2005年にリメイクされた神木隆之介主演の平成版に続く本作の監督は前作に引き続き三池崇史監督が務める。主人公は、寺田心。伝説の妖怪ハンター渡辺綱(わたなべのつな)の血を継ぐ所沢の小学生・渡辺ケイ役を演じる。数奇な運命に導かれ、世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公を取り巻く妖怪役には、杉咲花、そして大沢たかお。さらには大森南朋、安藤サクラ、大倉孝二、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、SUMIRE、岡村隆史、遠藤憲一、石橋蓮司、HIKAKINらが豪華な顔ぶれがそろう。また、2005年版『妖怪大戦争』で主演を務めた神木隆之介が主人公ケイの担任の先生役で出演を果たした。 フォッサマグナに眠る古代の化石たちが一つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え東京へ襲来する。このまま妖怪獣の進撃を許せば、地球が危ない…。この危機に日本中の妖怪たちは、伝説の武神『大魔神』の力を借りるため、伝説の妖怪ハンター・渡辺綱の血を受け継ぐ気弱で臆病な少年・渡辺ケイ(寺田心)に協力を頼もうとする。しかし、ひょんなことから、妖怪たちは、ケイと間違えて弟のダイ(猪股怜生)を連れ去ってしまう。ダイを助けるため、ケイは謎の妖怪剣士・狐面の女(杉咲花)の導きで大魔神のもとへ向かう。しかし、そこには人間嫌いの狸の大妖怪・隠神刑部(大沢たかお)と、渡辺綱の末裔(まつえい)であるケイの命を狙う、鬼の一族が待ち受けていた。 |
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『妖怪大戦争 ガーディアンズ』
・発売日:Blu-ray&DVD発売中・発売・販売元:東宝 ・価格:豪華版Blu-ray ¥7,480(税込) 通常版DVD ¥3,850(税込) (C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ |