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【今月の映画】カラダ探し
仲間との絆を深める旅
“私のカラダ、探して─”。ある日、幼い少女にかけられた奇妙な言葉をきっかけに、明日香とクラスメイト5人は“赤い人”に惨殺されて終わる1日を何度も繰り返す。小説投稿サイトで話題を呼んだ携帯小説を機に、漫画版もヒットした『カラダ探し』を、橋本環奈、眞栄田郷敦、神尾楓珠ら人気若手俳優で映画化。撮影は、北九州市文化大使でもある羽住英一郎監督の指揮のもと、すべて福岡県北九州市で行われた。
理不尽な死のループに巻き込まれた6人の高校生の物語は、その昔、少女が無残にも惨殺されるという事件から始まった。その事件現場となった洋館として使われたのは、北九州市戸畑区にある旧安川邸。工業都市北九州市の基礎を築いた“炭坑王”安川敬一郎氏の一族の邸宅で、現在は北九州市指定有形文化財に指定されている。大座敷棟や蔵、本館棟など、和洋折衷の建築と広大な庭園が見どころだ。また、大座敷棟にはカフェも併設されており、日本庭園を眺めながらゆったりとしたひとときを味わえる。
明日香(橋本環奈)、留美子(山本舞香)、理恵(横田真悠)がフルーツパフェを食べながら話に花を咲かせていた場所は、かつて国際貿易港として栄えた九州の玄関口の「門司港レトロ」。“レトロ”という名の通り、明治・大正時代の歴史ある建物が建ち並ぶ。雰囲気満点のノスタルジックな街並みは、デートや女子旅にもぴったりだ。また、ここを訪れたらぜひご当地グルメの「門司港焼きカレー」もお試しあれ。
明日香たちのような身も凍る体験はご免こうむりたいが、アドベンチャー気分を味わいたいなら「平尾台」へ行ってみよう。日本三大カルストのひとつであるここは、ピナクルと呼ばれる石灰岩がごろごろと並んでおり、まるで大草原にいる羊の群れを思わせる。雄大な自然を感じながらのトレッキングもおすすめだ。さらに、スリルを求めるなら車で5分ほどの「千仏鍾乳洞」へ。ヘッドライトの明かりを頼りに、小川あり、コウモリら生き物との遭遇あり……と、ハラハラドキドキの体験が待っているだろう。
ロケ地・「岩屋海水浴場」の魅力
ホラー映画でありながら、青春の甘酸っぱさも楽しめるのも魅力な本作。明日香たちが“アオハル”をしていた海辺のシーンは、北九州市の西端にある岩屋海水浴場で撮影された。美しい砂浜と透明度の高い波が人気で、サーフィンなどを楽しむ若者で年中にぎわっている。

●マップコード:965 007 883*57
●住所:北九州市若松区有毛
●アクセス:
電車/JR折尾駅からバスで約30分 岩屋入口停留所下車、徒歩10分
車/北九州都市高速道路黒崎出入口から約20分

【取材協力】
公益財団法人北九州観光コンベンション協会
●住所:福岡県北九州市小倉北区浅野1-1-1 JR小倉駅3階(北九州市総合観光案内所)
●TEL:093-541-4189(北九州市総合観光案内所)
●URL:https://www.gururich-kitaq.com/(北九州市観光情報サイト)
●アクセス:
飛行機/羽田空港〜北九州空港:1時間30分
フェリー/東京フェリーターミナル〜新門司港:34時間、大阪南港〜新門司港:12時間40分
新幹線/東京〜小倉:4時間45分、新大阪〜小倉:2時間6分

カラダ探し

『カラダ探し』

・発売日:発売中・デジタル配信中
・発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
・価格:DVD 3,980円(税込)
【初回仕様】ブルーレイ プレミアム・エディション(2枚組)6,480円(税込)
【初回仕様】DVD プレミアム・エディション(2枚組)5,480円(税込)
(C)2022「カラダ探し」製作委員会
死んでも死んでも、殺される。
Staff&Cast

監督:羽住英一郎
出演:橋本環奈 眞栄田郷敦
山本舞香 神尾楓珠 醍醐虎汰朗 横田真悠
蜿r太郎 西田尚美 柄本 佑

Introduction

小説投稿サイトで人気No.1の携帯小説として話題となり、2014年には漫画版が累計閲覧数1億回を記録。そして、コミックスはシリーズ累計発行部数340万部(2022年9月時点)を突破した、Z世代のバイブル的ホラーの実写化。主人公の明日香を橋本環奈、幼なじみの高広を眞栄田郷敦が演じるほか山本舞香、神尾楓珠、醍醐虎汰朗、横田真悠ら注目の若手キャストが集結。監督は「海猿」や「暗殺教室」などを手がけてきた羽住英一郎。主題歌はAdoの「行方知れず」。この楽曲は作詞・作編曲を椎名林檎が担当した。

Story

7月5日、明日香(橋本環奈)の高校生活は一変した。いるはずのない少女から「ワタシのカラダ、探して」と言われたその日から…。深夜0時を迎えた瞬間、気付くと明日香は、疎遠になっていた幼なじみの高広(眞栄田郷敦)や普段は接点のないクラスメイトと共に学校にいた。そこに現れた全身が血で染まった少女「赤い人」によって、6人は次々と惨殺されてしまう。そして目が覚めると、そこはまた同じ7月5日…。その日から、6人は何度も赤い人に殺され、永遠に同じ日をループすることに―。明日を迎える唯一の方法は、校内に隠されたバラバラのカラダを探し集めること。果たして明日香たちは終わらない死のループから抜け出せるのか。



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