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『怪物』『カルテット』などで知られる坂元裕二のオリジナル脚本を、菅田将暉と有村架純主演で映画化。終電を逃した二人の偶然の出会いから始まる、20代男女の5年間の恋模様が描かれる。 映画の舞台となったのは、東京都のほぼ中央、多摩地区の南東部に位置する調布市。撮影所や映像関連企業が多く集まる「映画のまち」としても知られているこの町で出会い、ともに暮らした麦(菅田将暉)と絹(有村架純)の思い出のスポットを巡ってみよう。 |
まず映画の冒頭、“最悪の朝帰り”をした絹が降り立ったのが京王線「飛田給駅」。新宿からは電車で約25分、中央自動車道・調布ICからもわずか5分とアクセスのよさが魅力だ。周辺では、麦の家から帰る絹がバスを降りるシーンや、愛猫バロンと出会う「道生神社」の場面も撮影された。この飛田給駅のすぐ近くには、サッカーの試合やコンサートなどが開催される「味の素スタジアム」があり、イベント時は多くの人でにぎわう。 | ![]() |
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飛田給駅の2つ隣駅「調布」周辺でも、2人の足跡は数多く残されている。駅前にある「調布PARCO」は、終電を逃し、歩いて帰った2人が最後にたどり着いた場所。好きな作家や音楽、映画などが見事に一緒だった2人は、きっと5階の「パルコブックセンター」で互いの感性に刺激しあったに違いない。劇中では、そんな書店で本を選ぶシーンが撮影された。それぞれが手に取った本で、心の距離がわかる印象的なシーンだ。 |
さて、調布を訪れたら、ぜひ厄除けで有名な古刹(こさつ)、「深大寺」にも足を延ばしてみよう。ここは東京とは思えないほどの緑豊かな景色が広がり、訪れる人の心を癒してくれる。歴史ある本堂で参拝を終えた後は、参道に軒を連ねるお店の名物・深大寺そばで一息を。このほかにも、深大寺ビールやそばパンなど食べ歩きのメニューも充実。風情ある景色の中、そぞろ歩きを楽しもう。 | ![]() |
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『花束みたいな恋をした』 ・発売日:Blu-ray&DVD発売中・発売元:TBSスパークル ・販売元:TCエンタテインメント ・価格: Blu-ray豪華版 2枚組:7,480円(税込) DVD豪華版 2枚組:6,380円(税込) DVD通常版:4,180円(税込) (C)2021「花束みたいな恋をした」製作委員会 |
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監督:土井裕泰 ![]() ![]() 共感度100%のラブストーリーとして多くの反響を呼んだ本作は、「東京ラブストーリー」や「カルテットなど数々の名作ドラマを手がけてきた脚本家・坂元裕二が、2020年の東京を舞台に書き下ろしたオリジナル作品。製作には『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』や『舟を編む』などで知られる実力派スタッフが名を連ねる。監督は『罪の声』『映画 ビリギャル』の土井裕泰が務め、坂元とはドラマ「カルテット」以来となる映画初タッグが実現。主演は菅田将暉と有村架純。共演には清原果耶、オダギリジョー、戸田恵子ら豪華キャストが顔をそろえる。 ![]() ![]() 東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから、山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は偶然出会う。好きな音楽や映画が驚くほど重なり合い、自然と惹かれ合った二人は、大学卒業後に同棲を始める。お気に入りのパン屋を見つけたり、拾った猫に名前をつけたり、何気ない日々の中で、小さな幸せを積み重ねていく麦と絹。就職活動を続けながらも、現状維持を目指して過ごす日常のなかで、やがてそれぞれの道を模索するようになっていく。 |