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お茶の名産地として知られる岡山県美作市を舞台に、ピアニストの女性と茶葉屋を営む兄弟の心の揺れを描いた、松下奈緒主演の切ないラブストーリー。美作市出身のあさのあつこ氏の小説『透き通った風が吹いて』を原案に、同じく同市で青春時代を過ごした大谷健太郎監督が手掛けた本作は、美作市の魅力を存分に感じられる一作だ。今回は、ヒロインも魅了した美しい景色が広がる美作市をめぐってみよう。 |
| 岡山県北部に位置する美作市は、宮本武蔵ゆかりの歴史文化や豊かな自然に恵まれた、美しい景観が魅力の街。そんな風光明媚な街を舞台にした本作は、吉野川にかかる「泰平橋」から幕を開ける。里香(松下奈緒)と渓哉(杉野遥亮)の出会いのシーンが撮影された泰平橋の周辺には、映画中盤の重要な場面の舞台となった「リバーサイド湯郷」や、渓哉が通う高校であり、監督の母校でもある岡山県立林野高等学校がある。 | ![]() |
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美作を訪れたら、美作三湯のひとつ・湯郷温泉で旅の疲れを癒やそう。約1,200年の歴史を誇る湯郷温泉は、美肌の湯としても親しまれる美作市を代表する名湯で、劇中では渓哉の友人・栄美(泉川実穂)が若女将を務める温泉地として登場。「湯郷グランドホテル」や「花の宿にしき園」が、里香の宿泊先として描かれた。風情ある温泉街には足湯や共同浴場も点在し、散策を楽しみながら気軽に湯めぐりができるのも魅力。 |
| 「旧因幡街道大原宿」では、渓哉の兄・淳也が営む茶葉屋「まなか屋」として使用された古民家カフェ「あんこやぺ」や、里香が暮らした部屋となった古民家施設「難波邸」など、物語の中心となるシーンが多数撮影された。かつて鳥取から姫路を結んだ因幡街道の宿場町として栄えた「旧因幡街道大原宿」は、今も白壁の土蔵や町家が残り、江戸時代の面影を感じさせる町並みが広がる。映画の世界に思いをはせながら、ゆったりと散策を楽しみたい。 | ![]() |
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監督:大谷健太郎 あさのあつこ原案の小説「透き通った風が吹いて」を、『NANA』などのヒット作を手掛ける、大谷健太郎監督が映画化した珠玉のラブストーリー。主演は、女優やピアニストとして広く活躍する松下奈緒。自ら劇中曲の作曲も手掛け、吹替なしの演奏を披露する。ヒロインに惹かれる弟役には、大河ドラマ「どうする家康」への出演が記憶に新しい気鋭の俳優・杉野遥亮。その兄役は、人気バンドflumpoolのボーカル・山村隆太が務め、本作で映画デビューを果たした。情緒あふれる岡山県美作地域を舞台に、切なくも美しい恋模様が感動的に綴られる。 岡山県・美作の山々のふもと。野球への情熱を失い無気力な浪人の渓哉(杉野遥亮)は、家業の茶葉屋「まなか屋」を継ぎ、日本茶の魅力で町を盛り上げようと尽力する兄の淳也(山村隆太)と暮らしていた。ある日、淳也の元恋人でピアニストの里香(松下奈緒)がツアーで訪れるが、舞台上で倒れてしまう。療養する彼女を渓哉は自宅へ招き入れ、かつての恋人を突き放す兄をよそに、風変わりな共同生活が始まった。美しい茶畑や自然に囲まれて曲作りに励む里香に、ほのかな恋心を募らせる渓哉。しかし里香には、どうしてもこの地に来なければならない理由があった…。 |
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