100年近くの歴史を堪能させる老舗

吉野鮨本店

極上ネタを肴に一杯呑みたくなる
幸せなちらし寿司

ちらしずし2500円

写真手前左から玉子、イクラ、穴子、紋甲イカ、天然真鯛、本マグロの中トロ、真カジキの赤身、キュウリとカンピョウの巻き物。煮切りはつけないのがこの店の流儀だ 

明治時代の屋台をルーツに持つこの店が、神田に店を構えたのは昭和23年(1948)のこと。4代目・取出隆二氏は「変えないこと、変わらないこと」をモットーに、伝統の江戸前寿司で多くのファンを惹きつける。シャリは佐渡島産のコシヒカリを使用。長年愛用する特製釜で炊き上げ、やや固めの仕上がりに。酸味、甘みのバランスに優れたキリッとした味わいが、寿司ネタを引き立てる。扱うネタはすべて天然モノ。中でも光るのは、やはりひと仕事したネタたちだ。しっかり〆た小肌、甘いタレに漬けた煮帆立、柔らかな煮イカや穴子など。鮮やかな手付きで仕上げる握りか、美しく盛り付けた吹き寄せ風のちらしか。どちらを選んでも、粋な江戸前を堪能できる。

にぎりすし3000円

写真手前左から帆立、車エビ、穴子。中央左からイカ、中トロ、マグロ赤身、カンパチ。上左からヒラメ、玉子、小肌。巻き物はカッパ巻き。握り、ちらし共に、ネタの内容は季節や仕入れにより異なる

吉野鮨本店
  • MAPコード:648 156*42
  • 東京都中央区日本橋3-8-11
  • TEL:03-3274-3001
  • 営業時間:11時〜14時LO(土は昼のみ)、16時半〜21時半LO
  • 休日:日・祝
  • カウンターあり、全48席/全席禁煙/予約可/夜のみカード可/お通し代200円別
  • 交通:地下鉄銀座線ほか日本橋駅B1出口から徒歩1分