「花」 2700円
(天ぷら7品、ごはん、みそ汁、香物付き)
エビやキスなど天ぷらはゴマ油の芳しい香りが上品。カウンター席ならひとつずつ揚げて提供してくれる。店は明治初期に焼き芋屋として創業し、後に天ぷら専門店になった
しっかり厚みのあるかき揚げは4人前ほどのボリューム。斜めにした鍋の浅めにタネを入れ、深めへと 縁を利用して移動させながら巧みに揚げる。油は江戸時代からの製法「玉締め搾り」のゴマ油を使う。 「たくさん食べても胃にもたれない」とお客さんから評判もいいとか
新宿の老舗にもありました!思わず拝みたくなるジャンボな名物が。直径およそ20cm弱、高さ7cmはあろうか。具は小エビ、イカ、貝柱、三つ葉と王道中の王道。とはいえこれだけ大きいと衣がもったりしそうだが、極上のゴマ油を使ってベテラン職人が揚げるとなれば心配無用。タネに“油の通り道”と呼ばれる空洞を作りながら火を通すことで中までサクサクふっくらに仕上がるんだそう。天つゆのほか藻塩やハーブソルトなど味変もできるから最後まで飽きずに楽しめる。何とひとりで2個食べたツワモノもいるらしい(驚!) が、現実的には数人でシェアするのがオススメだ。天ぷらの技術や旨さは当然のこと、おもてなしもさすがは名店。長年愛されるのも納得です。
エビやキスなど天ぷらはゴマ油の芳しい香りが上品。カウンター席ならひとつずつ揚げて提供してくれる。店は明治初期に焼き芋屋として創業し、後に天ぷら専門店になった