天ぷら徳川慶喜も愛した逸品かき揚げを食す

船橋屋

名店で見つけたジャンボかき揚げは 食感サクサクの芸術品

ジャンボかき揚3570円

しっかり厚みのあるかき揚げは4人前ほどのボリューム。斜めにした鍋の浅めにタネを入れ、深めへと 縁を利用して移動させながら巧みに揚げる。油は江戸時代からの製法「玉締め搾り」のゴマ油を使う。 「たくさん食べても胃にもたれない」とお客さんから評判もいいとか

新宿の老舗にもありました!思わず拝みたくなるジャンボな名物が。直径およそ20cm弱、高さ7cmはあろうか。具は小エビ、イカ、貝柱、三つ葉と王道中の王道。とはいえこれだけ大きいと衣がもったりしそうだが、極上のゴマ油を使ってベテラン職人が揚げるとなれば心配無用。タネに“油の通り道”と呼ばれる空洞を作りながら火を通すことで中までサクサクふっくらに仕上がるんだそう。天つゆのほか藻塩やハーブソルトなど味変もできるから最後まで飽きずに楽しめる。何とひとりで2個食べたツワモノもいるらしい(驚!) が、現実的には数人でシェアするのがオススメだ。天ぷらの技術や旨さは当然のこと、おもてなしもさすがは名店。長年愛されるのも納得です。

「花」 2700円
(天ぷら7品、ごはん、みそ汁、香物付き)

エビやキスなど天ぷらはゴマ油の芳しい香りが上品。カウンター席ならひとつずつ揚げて提供してくれる。店は明治初期に焼き芋屋として創業し、後に天ぷら専門店になった

船橋屋本店
  • MAPコード 669 503*57
  • 東京都新宿区新宿3-28-14
  • 03-3354-2751
  • 営業時間:当面、時間短縮営業 11時30分〜21時30分(21時LO)※詳しくは、ホームページをご確認ください。
  • 休日:水曜日
  • カウンターあり、全100席/全席禁煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし
  • 交通:地下鉄丸ノ内線ほか新宿三丁目駅A5出口から徒歩1分、JR山手線ほか 新宿駅東口から徒歩2分