大ぶりの牡蠣の下に海苔が忍ばせてあるので、食べ進むと海苔が溶け出し、 より磯の香りが色濃くなる仕掛け
海のエキスあふれる
レアに仕上げた牡蠣と
凛とした蕎麦にときめく
冬の蕎麦のイチオシは、旬を迎え寒さと共に旨みが増していく牡蠣だ。『松翁』では、注文が入ってから大きな牡蠣の殻をむき、蕎麦に乗せる直前にサッとかけツユにくぐらせる。レアな牡蠣にかぶりつけば海の香りが口一杯にあふれ出し、この牡蠣はまだ生きている、そう実感するほど。だが生牡蠣にはない温もりが深い滋味をも引き出してくれる。名店として知られる同店はせいろ、かけとも同じ蕎麦でシャキッと歯切れのいい生粉打ち。ふわふわのつみれ蕎麦や名物のけんちん蕎麦などタネものの名作も豊富とあって、冬にこそ足を運びたくなる。
和食の料理人からヒントをもらったという蕎麦。いわしのつみれはふわふわで、そばツユにいわしの旨みが加わってさらにツユが美味しくなる
※記載している価格は、すべて税込価格です。
- MAPコード:706 463*64
- 東京都千代田区猿楽町2-1-7
- TEL:03-3291-3529
- 営業時間:11時半〜15時半LO、17時〜20時LO、土11時半〜16時LO
- 休日:日・祝
- 全24席/全席禁煙/夜は予約可/カード不可/サなし、お通し代別600円〜
- 交通:地下鉄半蔵門線ほか神保町駅A5出口から徒歩6分