グルメ特集大人の週末
今、最旬食べるべき醤油ラーメン

砂田

懐かしくも新しい 砂田流の白河ラーメン
拍手喝采の完璧なる1杯

豚内モモ肉を使うチャーシューは、しっとりと焼き上げ、身からあふれる燻香が徐々にスープに溶け出すことでさらに奥深い味へ変化する。歯応えあるメンマ、瑞々しく茹でられた小松菜、魚のすり身の味を感じる無添加のナルトと、トッピング類も名脇役だ

時代に左右されない中華そば。それを目指して店主・砂田さんがたどり着いたのが福島のご当地麺、“白河ラーメン”だった。なるほど、心に沁みる懐かしさがある。しかしスープから立ち上るスモーキーな香りは今までにない新味に満ちていた。この香りの要となるのが実はチャーシュー。吊るし焼きの際、炭火に滴る肉汁から上がった煙で燻された豚内モモ肉を醤油ダレに漬けこむ。深い香りとエキスがにじんだタレは、そのまま“かえし”に使われる。そこへ銘柄鶏や豚ゲンコツなどを素材に、数段階に分けて炊いたスープを注げば、各々の旨みが完璧に調和する。さらに麺は仕込みから3日間熟成させた手打ちの手揉みで、プリッと弾けるようなコシとなめらかに唇をなでる感覚が愛おしい。声を大にして言おう。嗚呼、こんな中華そばを求めていたんだ!

中華そばに加え、豚肩ロースのチャーシューと、鶏挽き肉で作るワンタン3個がのる。ワンタンの皮は麺と同じ生地を薄く伸ばしたもので、ツルっとした口当たりが心地良い。餡は中華そばと同じタレやスープで味付けし、全体の一体感を生んでいる

砂田
  • MAPコード:853 072*42
  • 東京都豊島区巣鴨4-24-6
  • TEL:なし
  • 営業時間:11時〜17時※売り切れ次第終了
  • 休日:水・木
  • カウンターのみ、全5席/全席禁煙/予約不可/カード不可/サ・お通し代なし
  • 交通:JR山手線巣鴨駅北口から徒歩8分