チャーシューメンには大判で柔らかいロース部分をトッピング。麺は中太のちぢれでしっかりとした食感。店は昭和42年創業
50年以上続く有楽町高架下の
名物東京ラーメン
有楽町高架下にあった飲み屋街「丸三横丁」から移転して丸5年。少し東京駅寄りの同じ高架下で、今日も『谷ラーメン』の看板が灯る。豚骨と長ネギで仕込むスープは継ぎ足しの醤油ダレがキリッと味を引き締め、コシのある中太麺が躍るように喉を通る。働くビジネスマンの胃袋を満たしてきたこの味が、変わらずこの地で食べられる安心感。何だか喜びが込み上げる。厨房に立つ谷さんは言う。「心掛けるのはスープを濁らせないこと。昔と同じ味と言われるとうれしいね」。実は店の契約上、あと4〜5年の営業という。寂しいけれど、歴史を刻む味を大切に噛み締めたい。
ラードで炒めたチャーハンは長ネギとチャーシューの端切れが入る。パラリとした食感が旨い。コショウと一味がピリッと利いたギョーザも人気
- MAPコード:617 694*41
- 東京都千代田区丸の内3-7-11
- TEL:03-5223-2223
- 営業時間:11時〜14時、17時〜20時
- 休日:土・日・祝
- カウンターあり、全12席/全席禁煙/予約不可/カード不可/サ・お通し代なし
- 交通:JR山手線ほか有楽町駅国際フォーラム口から徒歩4分