塩化物温泉と硫酸塩温泉が約9割を占める熱海温泉は、1日の総湧出量約24,000トンの実力を誇ります。塩分が皮膚を覆い保温効果にすぐれるので、神経痛をはじめ、冷え性などに適します。また、慢性婦人病、慢性皮膚病に適応しており、最近では肌をひきしめ、 痩身効果も期待できると言われているので、ご婦人にも注目されている温泉地です。
さらに市内の源泉のほとんどが肌に優しい弱アルカリ性のため、 湯のあたりはとてもやわらかく、美肌効果も実感できるはずです。ちなみに最もアルカリ性が高いのはpH9.6という源泉で、上多賀地区に湧出。 成分総量が最も多い源泉は1リットル中、約35gの温泉成分が含有されています。これは家庭用浴槽に一般的な入浴剤(1袋30g)を約233袋入れたものと同等という“濃さ”です。
(熱海温泉ホテル旅館協同組合公式サイト より引用)